病気と生きるプロジェクト
やさしさコネクトマーク

2017/6-12

C: Momoka Asada / 

Ph+D: Tomoyuki Uchiyama

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本プロジェクトを主宰する麻田モモカさんは、現在は東京在住の高校の同級生。自身の稀少難病の経験から、外見からは見えにくい病気や障害をめぐるコミュニケーションの難しさを感じ、ヘルプマークへの応答を意図したマークを作るプロジェクトを立ち上げました。

 

着手時点での名称は「ヘルプしますマーク」で、ヘルプマークの管轄当局などとのすり合わせを経て明確な差別化が必要になり、現在の名称と形状に至っています。

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マークの検討にあたっては、交通機関などで物理的に座席に座るということだけでなく、席を譲る人の気持ちの上に座るということ、席を必要としている人がこのマークを見つけて安心でき、自分自身と重ねられるような印象をもたせることを意図しています。

 

同時に、プロジェクトの支援を求めるご本人の文章と、ストラップのサンプルをバッグに付けたイメージを添えて、街頭配布用のフライヤー(A4, 3つ折り)も制作しました。文字が消えかかっているのは「助けたい人と助けてほしい人が、互いに声をかけたいけど飲み込んでしまう」という、当事者をめぐる感情の表現です。

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本プロジェクトは2017年9月からクラウドファンディングのReadyforでストラップの制作資金を募り、翌月には110%を超える達成率で成立。2018年はじめには支援者へのリターンとしてストラップなどが発送されました。

 

進捗を見守る間、彼女だけでなく同じ取り組みを必要とする人が大勢いることを知り、制作対象は小さいながら、非常に意義深い機会になりました。